こんにちは、みやです。
本日はこちらの情報教材について調べていこうと思います。
今回はバイナリーオプションの教材になります。
今はやりのAIを使ったシグナル配信のようですが、
実際のところはどうなのでしょうか。
詳しく調べていこうと思います。
販売元詳細
・商品名 Treasure AI Hunter
・販売会社 合同会社WINT
・販売者 山口亮平
・住所 神奈川県川崎市川崎区小川町13-8第二ヒロサワビル603
・電話番号 044-573-2878
Treasure AI Hunterとは
1分足と5分足を使ったバイナリーオプションになります。
エントリーはサインで行うため、裁量は一切必要ありません。
推奨通貨は、ユーロ円、ユーロドル、ポンド円、ドル円になります。
1分足を使ったバイナリーの場合、1日300回ほどサインが出るそうですので
平日お仕事をされている方でも、帰宅後取引をすることが可能になっています。
1日300回サインがでるのはかなりすごいですね。
勝率は70~90%と、かなりの高勝率になりますので
日によるとは思いますが、これが本当でしたら毎日プラスで終わる感じですね。
それとこの手法の特徴は
セールスレター上でマーチンゲール法を否定していないところです。
マーチンゲール法は、負けた場合に前回の倍額で取引することで
トータルでプラスにすることが出来る手法ですが
負け続けた場合に、取引資金が倍額になりますので
自己資金が簡単に全て無くなってしまう、かなり危険な手法です。
ですが、マーチンも使い方次第ですので
しっかりとした資金管理をして使っていくなら、問題ないのは事実です。
セールスレターを見た感じ、問題点はなさそうに見えますが
細かく見ると結構出てきます。
詳しく挙げていこうと思います。
Treasure AI Hunterの問題点
ロジックが非公開
FXのサインツールでもたまにありますが、ロジックが公開されていません。
MT4のチャート上にサインが出るだけです。
サインツールというのは、あくまで補助的な役割で
ロジックが公開されていて、エントリー条件がそろった場合に
サインが点灯するのが普通です。
サインを使わなくても、エントリーは可能ですが
サインを使うことで、見落としを無くして
エントリーの精度を上げることが本来のサインツールの目的です。
ロジックが公開されていなければ、トレードスキルを向上させることも出来ませんし
相場がこの手法のロジックと合わなくなった時に
相場に合うようにアレンジすることも出来ません。
ただサインに従うだけでしたら、EAを使ってトレードしてもらえば良いだけですからね。
初心者の方ですと、無裁量の方が良さそうな気がしますが
裁量判断が全くできないまま、ただサインに従うだけのトレードは
はっきり言ってかなりリスクの高いトレードになりますので注意してください。
AIが本当に搭載されているのか不明
上の問題点とも似ていますが、ロジックが非公開ですので
本当にAIが搭載されているのか全く分かりません。
もし本当にAIが搭載されているのでしたら、
どのようにしてサインツールの中に組み込んだのか
AIならトレードを経験すれば、学習していくはずです。
サインの出現の仕方がどのように変わっていくかなどを
過去の勝率と合わせながら公開してもらわないと
ただAIを搭載していますと言われただけでは、信用できませんよね。
とういか、そもそもMT4を使って
その中にAIのプログラミングを入れることは無理なのではないかというのが
私の率直な意見です。
私はAIのプログラミングに関しては全く分かりませんが、
MT4に表示できるインジケーターは
専用のプログラミング言語を使って作られているようですので
AIを構成するプログラミング言語と別物である可能性の方が高いです。
MT4からではなく、オンライン上でサインが点灯するのでしたらまだ信用出来ますが
MT4からのサインの場合は、AI搭載は無理だと思います。
掲載されている取引履歴が少なすぎる
セールスレター上に取引履歴が載っているのですが、明らかに少ないです。
1日のトレード履歴が大体10回程度なんですよね。
1分足を使ったトレードでしたら1日300回あると書かれています。
履歴には5分のものもありますが、5分でも数十回はエントリーチャンスが有るでしょう。
ですので、1日数十回のトレード履歴が無いと違和感を覚えてしまいます。
その理由は1つしかないと思うのですが
1日のトレード履歴のうち、成績が良さそうな部分だけを切り取って、
1日のトレード結果として載せている可能性が高いということです。
全て勝ちトレードですと、不自然ですし
負けが多すぎれば、販売に影響しますので、
ちょうど1回ぐらい負けがあって、後は勝っているような場所を
ピックアップしているのではないでしょうかね。
もう一つ気になったのが、セールスレター上では
「マーチンなし」だけでは勝てない、と書かれていますが
トレード結果はいたって普通のトレードです。
負けたから、その後のトレードに変化がある訳でもありません。
セールスレター上で
フラット法 (常に一定額賭け)、マーチンゲール法、グランマーチンゲール法、パーレー法、モンテカルロ法、ココモ法、1235 法 (グッドマン法)、1326 法 (バーネット法)、ウィナーズ投資法、ピラミッド法 (ダランベール法)、逆ダランベール法、2in1法、イーストコーストプログレッション法、オスカーズグラインド法、31システム投資法
これだけ色々な手法を取り入れた損益計算ツールを開発したと書かれていますが
結局トレードで採用されていないなら意味が全く無いですよね。
この手法が凄いことをアピールしたいのでしょうが、逆効果ですね。
総評
「Treasure AI Hunter」ですが、一番気になるところは
やはりAI搭載が本当なのかどうかですね。
本当である可能性は低そうですが、結局購入する側からすると
AI搭載と書かれると、すごいツールのように勘違いしてしまうんですよね。
もちろん販売者はそれが狙いなのでしょうが
こういった販売意欲をかきたてるような言葉は
完全に売ることを目的としていますので、この販売者が
バイナリーオプションで儲けているのか、教材を販売して儲けているのか
良く分からなくなってしまうんですよね。
教材を販売して儲けているのでしたら、売って終わりになりますので
この教材自体の信ぴょう性が危うくなります。
購入してもらえそうな、文章なり画像を散りばめておけば
後は向こうから購入したという連絡が来るのを待つだけです。
バイナリーオプションの場合EAはありませんので
トレードは自分で行っていかなくてはなりません。
ですので、教材自体に問題があったとしても
トレードを行っている人のせいに出来てしまうんですよね。
この教材も、その部類の可能性が高く
良い事だけ並べて、購入させようとしています。
サポートに関しても、かなり長い期間行ってくれるようですが
開発者本人がサポートしてくれるかは微妙ですね。
総合的に判断して、この教材はリアルな結果が分かりませんので
購入はしない方が良いと思います。
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