こんにちは、みやです。
本日はこちらの情報教材について調べていこうと思います。
今回はFXの教材になります。
如何にもお金持ちに慣れそうなセールスレターですが
どういった手法なのでしょうか。
詳しく調べていこうと思います。
販売元詳細
・商品名 ライスキャFX DX完全版
・販売者 梶 真英
・住所 東京都府中市八幡町2-7-23大和201
・電話番号 090-1875-8998
ライスキャFX DX完全版とは
IQ190の天才トレーダーが開発したライントレードのようです。
使うインジケーターは、移動平均線とボリンジャーバンド、ZIGZAGを使うようです。
エントリーと決済は、画像を見る限りですと
ラインを引いて、それにタッチしたらという感じですね。
ラインはZIGZAGで形成された高値、安値にそれぞれ引くことでできる
チャネルライン内で売買をしていきます。
推奨時間足は、5分足でこの手法に関しては
順張りでも逆張りでもどちらでも対応できるようですね。
チャネル内で売りと買いをドテンしていくことは、
理論上は可能なのかもしれませんが実際のところはどうなんでしょうね。
セールスレターを読みましたが、問題点は色々ありました。
はっきり言って、このセールスレターを読んでも
「ライスキャFX DX完全版」を購入したいと思う人はほとんど居ないのではないでしょうか。
結局この手法がどんなものなのか、全然分かりませんからね・・・。
理由に関しては下に詳しく書いていこうと思います。
ライスキャFX DX完全版の問題点
ほぼ裁量トレード
この手法がどんな手法なのか良く分からない原因はここにあります。
最初から最後まで裁量です。
この手法で大事になってくる、ラインの引き方に関しても
ZIGZAGの頂点を結んでいくのですが
ZIGZAGの高値安値は、ラインで綺麗に引けません。
ラインに届かなかったり、突き抜けてしまったりすることが頻繁に起こります。
その場合、ラインの引き方を変えるとなると
結局、この手法を使う人によってラインの場所が変わってきてしまいますよね。
セールスレターの質問の回答に
「100%同じ場所でエントリーというのはありえませんが、
ラインを引きロジックを理解すればするほど同じところでエントリーするようになる。」
と書かれています。
つまり、開発者の梶真英氏なら簡単に引けるラインも
初心者の方からすれば、全く良く分からないラインで、
ライン自体が、トレーダーによって変わってくる以上
ちゃんとしたラインでない場合は、レジサポラインとしては機能しませんので
絶対に勝つことが出来ません。
相当の練習が必要になることが明らかです。
教材のボリュームが多すぎる
ボリュームが多いことは、悪いことではないのですが
多すぎると、最後までたどり着く前に嫌になってしまうんですよね。
この教材に関して言えば
PDF742ページ、動画52時間です。
全てが裁量判断になるので、これぐらいのボリュームになってしまうのかもしれませんが
この教材を理解しながら読み進めていくだけでも
本業がある方でしたら、1ヶ月ぐらいかかってしまいそうです。
動画も52時間ですので、1日2時間見ても、1ヶ月程度かかってしまいますからね。
その分量を、勉強しながら読み進めていくことは、
初心者の方からするとかなり苦痛になると思います。
初心者の方でなければ、この教材をあえて購入しようとは思いませんからね。
しかも初心者の方ですと、知らない単語が頻繁に現れてくると思いますので
742ページのPDFを読み切るのは、ほぼ無理です。
手法と使う前から挫折してしまう方が多数いらっしゃると思います。
トレードはいかにシンプルにするかが重要になってきます。
PDF720ページもあるような、手法をお勧めすることは絶対にできません。
手法自体がオリジナルに欠ける部分があるので、この手法を使うなら
もっとシンプルな手法を使った方が格段に良いと思います。
5分足を使う
5分足を使ったスキャルピングです。
このブログでも散々書いていますが、
スキャルピングは初心者の方にはお勧めできません。
ダマシが頻繁に出現しますので、
絵に描いたようなチャートでしかトレードできない初心者の方には
難しすぎる時間足になります。
初心者であればあるほど、長期足を使ったトレードをお勧めします。
長期足になればなるほど、ダマシが少なくなりますので
トレンドでしたら、ダウ理論で定義されているトレンドのように
綺麗に高値安値を更新しながら、チャートが形成されていきます。
スイングトレードで持ち時間が長くなる関係で
損切り幅が大きくなってしまうというデメリットもありますが
とても素直で見やすいチャートになると思います。
この手法は完全裁量トレードです。
裁量であればあるほど、長期足を使ったトレードの方が
各段に成績が良いと思いますので
5分足を使ったこの手法は、どんなに結果が良くても
初心者の方にお勧めすることは出来ません。
完全裁量トレードで5分足を使ったトレーが出来るのは
中級上級者の方だけです。
総評
「ライスキャFX DX完全版」ですが、再現性が明らかに低い手法です。
水平線を使ったトレードでしたら、まだラインが引きやすいので
皆さん同じ場所で引きやすいのですが
傾きのあるライントレードの場合同じになることはほぼありません。
それぐらいラインで引けそうな、高値安値が綺麗にそろっていないんですよね。
セールスレター上では簡単にドテンで買いと売りを繰り貸して利益を取っていますが
ほぼ100%こんなことは出来ません。
それは、高値安値が綺麗にラインに乗ってきませんので
どこでエントリー決済をしていいか分かりませんからね。
チャネルラインの中にあるローソク足だから、
理論上は売りと買いを交互に出来るのでしょうが
FXで成功されている方で、こんなトレードをする人は見たことがありません。
トレードが発生しているチャートで、あえて逆張りを仕掛ければ
リターンよりリスクの方が大きくなってしまいますからね。
つまりこのセールスレターで書かれている、ドテン売買は
過去チャートを引っ張ってきて、
あたかもトレードしているように見せているだけです。
そうなってくると、そもそもセールスレターに書かれている事の
信憑性が低くなりますので、
そんな手法を購入するなんていうことは絶対にしないでくださいね、
そもそもFXにIQは必要ありません。
頭を使って稼ぐ仕組みにはなっていないですからね。
どんな方であっても、しっかり学ぶことが出来ればFXで勝てるようになります。
というか、IQ190もあるなら、もっと良いセールスレターを作ってほしいですね。
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